〈読書〉読めばきっと今より少し優しい人間になれる本『悲しみの歌』(著:遠藤周作)※ネタバレあり

すみませんが、あらすじの最後(11:20〜11:35あたり)で話の結末ネタバレしてますのでご注意ください!

(個人的には、読んでる途中でそのワードが見えてしまって、なんとなく結末わかっていましたが、それでも大号泣な物語でした。)

目次
●オープニングトーク(0:00〜)
●読書ノート(02:50〜)
 ・この作品について(03:15〜)
 ・読み終えた感情(04:05〜)
 ・作品のテーマとメッセージ(05:00〜)
 ・あらすじ(05:30〜)

 

こんにちは、しーたんです。

今回は、遠藤周作さんの『悲しみの歌』を読みました。

この作品は単体としてももちろん楽しめるというか、とても感動できるとは思うのですが、以前読んだ『海と毒薬』の主人公のその後の話ということなので、『海と毒薬』を読んでいた方が何倍も主人公の感情に寄り添えると思いました。

なので、今回『悲しみの歌』を読みながら、
「これは事前に『海と毒薬』を読んでいて本当に良かったな〜」と何度も感じました。

久しぶりにすごく心が動かされた作品でした。

自分が優しさだと思っている優しさって全然優しさじゃなかったりするな〜、と改めて気づかされました。

また、人生を通して優しい人になりたいなと思っている自分にとっては、すごく勉強になった一冊でした。

他人に無関心なことは優しくない人かもしれないですが、干渉しすぎることも優しさではない。

世の中の全ての事象において、白か黒かをつけることはできないし、
人の価値観や感情は千差万別だし、
だからこそ人と人が関わることはすごく難しいことなのだと思いました。

ガストンのように「みんな、トモダチ」と言える人ってすごく素敵だと思うけど、
やっぱり人間の究極というか、そんな存在は神に近いようにも感じました。

 

 

 

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