〈読書〉何度読んでも大切な友人を1人失う物語『悲しみの歌』(著:遠藤周作)

こんにちは、しーたんです。

今回はちょうど1年前くらいに読んだ、わたしの大好きな大好きな『悲しみの歌』をもう一度読んでみました。

正直1回目ほどの感動はなく、(当たり前かもしれないけれど)ちょっと寂しい気もしましたが、2回目にはじわじわと見えて来る新たな視点があることに気づき、小説を繰り返し読む面白さを感じました。

涙は出なくとも、何度読んでも、自分より他人のことを想う勝呂やきみちゃん、ナベさん、そしてガストンの清らかな心に魅せられます。

そして一度目に読んだ時には「ほんとうにやなヤツだ!」としか思えなかった折戸という人物に対しても、この青臭さも、今回は「なんだか自分もこんな考え方してた頃があったよな…」と、冷静に振り返る

 

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